(4話)禁断のkiss…

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(4話)禁断のkiss…

病院のベッドの上で、タツヤは一夜を過ごした… 朝日が眩しく差し込んだ… 1991年の太陽と変わらない未来の朝日が眩しく感じた。 そして… まるで、太陽と手を繋いだかのようなユウカがやって来た… 『昨日は眠れた?』 『何か思いだした事はある?』 朝日の眩しさとは逆行するかのように… 真実を話せないままのタツヤがいた… 『何も思いだせない…』 嘘がユウカに安心感を与える事だと信じて… 昨日よりも、悲しそうな表情を浮かべるユウカが太陽に逆らうかのように! 突然! 病棟、相部屋のカーテンを閉めた… 『ねぇ!マサキ…』 『私が思い出させてあげる』 ユウカは、タツヤを抱き締めた… 『マサキ』 『愛してる!』 タツヤのベッドの上に身体を沈めるユウカ…
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