沖野家の日常

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変なやつが出てきたせいで、授業に遅刻するとこだった…。 危ない危ない。 今日の理科は実験だった。 薬品の実験は非常に危険で、一クラスに最低二グループは失敗する。 でも、成績優秀な私たちには失敗なんてありえない。 反対になんで失敗するかがわからない。 ちゃんと教科書や、先生の説明を聞いていれば失敗なんてないのに。 コポポ… 総紗「あ、沸騰してきた♪」 総姫「あ、で、これを沸騰してるときに入れるんだって。」 沸騰している試験管の液体の中に青紫の液体を流し込む。 ッポン… 総姫「お?」 総紗「完成?」 『せんせー!!出来たか見てくださーい!!』 先生「はいはい。どれどれ…。おお!すごいじゃないか♪完璧だ♪」 先生から合格をもらえば終わり。 なんて楽な授業なんだろう。 そんなこんなで一日の授業が終わった。 次は部活。 私達の部活は剣道。 まだJC2のはずなのに何故か部長だったりする。 あ、自己紹介は後程…。 『遅くなりました!!』 いそいで格技室に入る。 でも、私たちには休憩なんてない。 総姫「じゃあ、早速始めよう!!」 総紗「今日は相手から突きをとれ!!」 『活動開始!!』 そう言った瞬間、回りから熱気のこもった声が聞こえてくる。 .
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