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『他に何か聞く事はあるかい?あるのならば今のうちに言ってくれ。あっちに行った後はこちら側から君に干渉し放題だけど面倒だし』
「いや、もう特に聞く事はねぇや。」
『そうかい、じゃあ君を異世界オーファジアに送るよ。』
異世界の名前はオーファジアってのか。
まあ名前何てどうでも良いや、とりあえずこれから自分の新しい人生が始まんのか。
少し、楽しくなってきた。
そうしている間に、自分の足元を中心にするように幾何学的な魔法陣のようなモノが展開された。
『それじゃ、最後に君の役割を話すよ』
死神はまるで重症の怪我人になった様な状態になり腕を押さえるような体制で口早に話し始めた。
『いいかい、君は異世界で復讐に駆られた主人公達の魂の回収と世界の均衡を保つ事だ。頼んだよ!』
その一言とともに足元の魔法陣が一際大きく光りを放ったと認識するより遥かに早く俺の意識を刈り取っていった
『よし、いい演出だったぞ!これで給料カットは防げたかな~』
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