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そして俺はコイツを見た時とっさにこう思った。
――あぁ、コイツ痛いヤツだ。
「ぷっ、何そのコスプレ(笑)流石にそりゃねぇよ!アンタのそのセンスに脱帽だよ!痛いよアンタのそのセンスが痛いよ!!。」
『いや、初対面の人にいきなり痛いとか言わないでよ!』
「んで、ぷぷ…何のよう……ふひ…なんだ?」
『そんな笑いを堪えて言わないでくれ!いっそ笑ってくれたほうがいっそマシだよ!!』
「あ、そう?んじゃ
ギャハハハハハハハハハハハハハ!アッハァ♪アハ、アハハッ!エフッ……エフフッ……キャハぁッ!ギャハハハハハハハハ!アーハハハハハハハハハハハ!アハ、アハハッ!ちょッ……やめろ!可笑しいから!本気で可笑し……やッ……駄目ぇ!許してぇぇぇッ……ふひひ……ひッ……アハハハ『やめたげてよォォォ!!!!もの凄く絶望と怒りをリミックスされる笑い方をしないでぇ!』
え~、笑えば良いとか言ったから全力で笑ってみたのに拒否されるとか……。
まったく、どうしたら良いんだか。
「とりま、そんな半べそ掻きながらコッチを見んな。んでアンタは誰だ?」
『……、見ての通り死神だ。正確に言わせて貰えば死神王と名乗ってるしがない死神だ。』「いや、そんなクソツマンねギャグは良いよ。」
『イヤ!本物だから!死の神様だから』
イヤイヤ、だってそんな真顔で死神ですって言われたって普通信じないよ?あれか、厨二病ってヤツか
『厨二病じゃ無いから!正真正銘死神!!』
と、駄々をこねる子供のように鎌を振り回す。
うぉっ!危ねっ!!今前髪かすった!!
「って、待てよ。今アンタ俺の心を読まなかったか?」
『あぁ、読んだよ。如月 修夜(キサラギ シュウヤ)君。』
名前まで知ってんのかよ!この厨二病患者は!?
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