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名前まで知ってるという事はまさか!?まさかコイツは厨二病患者ではなく――。
「貴様!まさか、まさか貴様は……貴様は本当に」
『そうそう、俺は「貴様!ストーカーだな!?」違う!?果てしなく違う!!』
「この変態厨二病がぁ!!!!」
『ひでぇ言われようだ!!』
とまあ、茶番はここまでにして。そろそろ話しを戻すか……
「んで、やっぱりアンタは死神なのか?」
『違う!!じゃなかった…………そうだよ。俺は死神だ。』
「……そうかい、んじゃ俺をお家に返せ」
『無理』
「ふざっけんな!!何でだよ!」
『ふむ、実に申し上げ憎いんだが。君はもう死んでいるだよね』
まるで何も感情が籠っていない言葉を目の前の死神は呟いた。
「どういう事だ?」
『ん~、どういう事かも何もそのまんまの意味だし……。言い方を変えれば僕が君を故意に殺したんだよね』
「故意に?」
しかし何故だ?
俺自信死神なんぞという非現実的にも程がある存在に目を付けられる事はしていない。
しかし、死神なんてモノに会ったんだ。
あの世に連れていかれる前に何かコイツに何かしてみたいな……。
何が良いだろうか?誰もやらないであろう事をしてみたいしな~
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