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『……はぁ、はぁ……はぁ。何一つ躊躇わず死神の大事な部分狙うなんて……って殴った拳を僕のローブで拭うな!?』
いやキモいじゃん、殴ったの俺だけど。
仕方ないね、うん。仕方ない
『まあ、この際許してやろ「あ゙あ゙?」ゴメンなさいスミマセンでした許して下さいお願いします。』
死神はとって返したように膝を地に付き土下座をし始めた。
その様はまるでウジ虫のように残念感が否めない格好でコイツが死神で良いのか?
と、本気で思った
ゲシッ
『あの、そのわたくしめの頭におかれている、おみ足を退けて頂けませぬか?』
「だが断る!!まあ、気にせず話しを続けろ」
『……はい。それで貴方様に此度の事態の収集に赴いてもらいたくお亡くなりになられてごぜぇました。ハイ』
物凄く使いなれていない敬語を使われて、気持ち悪さが三割増しになったきがする。
しかし、俺に?う~んますます訳がわからない。
「んで、何故俺を選んだんだ?それなら俺じゃなくても、そういうに相応しいイケメソ君とかで良いんじゃないのか?」
『壁に張った異世界に行ってくれそうな人の一覧表にダーツをいだだだだだだ!!!!頭がかち割れる!?』
「てめぇ、そんなふざけた選別方法を採用してんのかよ!!」
そんな、どこぞ番組でやっていたような事で殺されるなんて、今の俺は大変遺憾デス!!
……遺憾ってこういう使い方だっけ?てか遺憾て何?
とりま、俺はとても不満だ!
『……いや、本当の事を言うと実は何故か君には得体の知れない能力が有ったんだ。』
「ん?じゃあ俺は俺が居た地球とは別の世界の人間って事か?」
もし、そうであるならば何故俺が地球に居たのかと元凶を見つけ出して捻り潰す。
そうでもしなければ俺の腹の虫が収まらない。
『いや、君はれっきとした地球生まれの地球の人間のはず何だけど。そこら辺は創造神ぐらいしか知りえないかな』
「ふ~ん、んで俺が異世界に行くのならばどんなオプションが付く?」
『あ、君にはお望みのオプションを付けさて頂くよ。』
ふむ、まあ自由に決められるなら無問題だ。寧ろ好都合、異世界逝ったら自由に行動したいし……。
そうなると答えは一つ
「じゃあ、異世界に行ってやるよ」
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