手紙
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彼女は読書が好きで、その日も読みかけだった本を開いて読み出した。 「この本読むのは久しぶりね・・・。」 そう、彼女が手に取った本は、ある理由により読まなくなってしまった、一冊の本。 中間あたりでしおりはとまってしまっている。 「最初から読もうかしら・・。」 仕事から帰ってきた彼女は、紅茶を入れて読み始めた。
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