ユリの誕生日

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「まぁまぁ入れって。」 「って、私の家です!!」 「ハハハ。まぁそうだな。」 後ろから背中を押す彼と、一緒に玄関の扉をひらいたその時。 パパパパン ものすごく大きな音で目を瞑り、肩をすくめた。 ゆっくりと目をひらくと、ユリの両親と洋次に沙夜。 「19才おめでとー!!!」 この時、先程の音がクラッカーだと気付いた。
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