ユリの誕生日

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すぐ隣の居間でお父さん、洋次、一夜はお酒を楽しみ何やら3人で楽しげだった。 その様子を笑いながら見る、お母さんにユリに沙夜。 「あっっ!!ユリちゃんおめでとう。はいコレ。」 「うわーありがとうございます。何かな?」 笑顔で紙袋を渡してきた沙夜にユリもまた笑顔で受け取った。 そして紙袋から取り出そうとした時に咄嗟に、中へと押し戻した。 キョロキョロと男三人組を見てから沙夜を見れば、満面の笑みで頬杖をついていた。 そして何故かその隣のお母さんも頬杖をついていた。 「気に入った?」 「お母さんと沙夜ちゃんで買いに行ったの!!」
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