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「ここここれ…。」
「今日は誕生日だし盛り上がるかなぁって。」
「それにしてもこんな…着れないですよ。」
中身は高級ブランドと名が高い下着のセットが何着も入っていたが、普段着れない様なセクシーなものばかり。
そしてシュンとしていた沙夜に気付いて慌てて言葉を続けた。
「でも、ありがとうございます。」
「今日は神崎キョウダイ泊まるでしょ?もちろん洋次も沙夜ちゃんと同じ部屋の訳だし。ホント家、壊さないでよ?」
「は?」
と、笑いながら席を立つお母さんの言葉に意味がわからないユリ。
「夜よ。よ・る。」
と、ウィンクをかましてきたお母さんにユリは立ち上がった。
――バッバァ!!母親がなんって事。それにこの下着も一緒に買いに行ったって…やっぱ普通じゃない――
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