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「ななな何ですか?こんな路地みたいな所。」
「やっぱ俺が食わせてやりたくなった。ほら。あーんは?」
「え?いやいや。いいです。自分で食べれます!!」
路地で壁に追いやられながら、いつもの意地悪が始まる。必死で拒否をするユリを気にする事なく、肉まんを手でちぎるとユリの前に差し出してきた。
「ほら早く。食えって。」
「ん…。」
からかっている様な態度でユリの口に肉まんを少し当てると、顔を真っ赤にして恥ずかしがりながらも小さく口をあけたユリ。
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