壱…エラバレシ…

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「あぁ、神器が持ち主を認めた時に神器は本物の神器の力を得るんだ、」 「そうなのか、」 「あぁ、だからソラスは今戎次を主としてるってわけさ、」 解ったような~… 「お前達二人も本物の神器なのか?」 「いや…本物の神器を持ってるのは戎次だけさ」 「へぇ~…」 「まぁ、がんばれよ、新入、」 コイツはどうも苦手だなぁ、上から目線がムカつく… 「…」 「あぁ…そうだ、そういえば、他にも人間はいるのか?」 「いや、今回は俺達だけだ、」 戎次が言った、 「今回はって、いつもはもっといるのか?」 「あぁ、いまから殺しに行く天使の強さで配属される人数が変わる、」 「まぁ、今回は楽ってことだ、よかったな、新入、」陸が割って入った、 「あ、あぁ…」 よかった…のか? 「まぁいいや、それよりフラロウス、今回の天使はどんなやつだい?」 「あぁ、今回の天使は、ガブリエルという天使だ、ヒラエルキーは権天使(プリンシパリティウス)だ、」 「なんだよ、権天使かよ~、」 「ひらえるきー?ぷ…ぷりしんぱ…仝д♂ё%§?」 「あぁ、ヒラエルキーってのは天使の階級のことだ、天使にも階級があってな、上から 上級天使  熾天使(セラフ)  全ての天使を統率する 智天使(ケルプ) エデンの門を護る 座天使(ソロネ) 人間に知識を与え、正しい道に導く 中級天使  主天使(ドミニオン) 天使の勤めを統率する 力天使(ヴァーチャー) 人に天からの恵みを授ける 能天使(パワー)      対立する者を調和させ、均衡させる 下級天使  権天使(プリンシパリティウス) 国家、文明、歴史を守護する 大天使(アークエンジェル) 神の意志を人間に伝える 天使 (エンジェル) 人間個人を守護する ってのがあるんだ、」 「…」 な、長っ、… 「まぁ、覚えてくれ、」 「…」 「がんばれよ、新入、」 「…(怒)」 「さぁ、行くぞ、」 「あぁ、…」 「『アーク…』」
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