平和な日常

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「ここを代返して…」 先生の授業、聞いていると眠くなる。 授業が終わり 「理樹、飯食いにいこうぜっ!」 真っ先に真人が言う。 「うん、行こう。」 二人で食堂に行った。 「俺は、トンカツ味噌チャーシュー麺ミラクルラーメン…と」 なんてネーミングセンスだ。 「僕は…ラーメンにしよう。」 食券を買い食堂のおばさん達に渡してラーメンをもらい席に着く 「理樹、チャーシューやるぜ。」 「要らないよ。しかも食いかけだし。」 食いかけのチャーシューをだされても困る 「ういっす。」 僕らのリーダー恭介が来た。 「おう。」 「おはよう。」 挨拶をする 「謙吾は今日休みか?」 「風邪だってよ。」 真人は言う 「へぇ、あの馬鹿が。」 席に着きチャーシュー麺を食べはじめる恭介 「なあ恭介、昼休みはどうすんだ?」 真人が聞く 「んー、そうだな……」 恭介が悩む。いつもは野球なのに、飽きたのだろうか。 「バンドなんかどうだ。」 目をキラキラさせて 「漫画の影響だな。」 「うん、そうだね。」 真人と僕はそう呟いた 「何だお前ら不満か?」 「ああ、大いに不満だ。だいたい、バンドのメンバーはどうすんだよ!」 真人はチャーシュー麺をすすりながら聞く。僕の制服に汁が飛ぶ 「そりゃあ俺とお前と理樹と」 恭介はポカンとしながら言う。 「ええーー!?」 僕は驚いた。 「なにぃぃぃ!!?」 真人も驚いた
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