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風磨からのメールはなかなか返ってこない。
まだ隣の家の門を見ていると人が出てきた。
あ!風磨…
オレは急いで電話をかけた。
すると大音量で早朝の住宅街に女の子の人気アイドルグループのにぎやかな声が響き渡った。
さすがにそれには風磨も気がついて、オレの部屋を見上げた。
「おはよう~ふうま。何してるの?」
『びっくりするじゃん!はるこそ何こんな時間に!?』
オレは風磨を家にあげて、母さんに風磨の分も朝食を作ってもらい、二人で食べながら話をはじめた。
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