夢の続き

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「でさ、さっきの続きなんだけど、あの家ずっと空き家じゃん?それなのに何しに行ってたんだよ?」 『あ~、あそこ人が住んでるよ。うち、コンビニやるまえは牛乳配達やだったしょ?古いお得意さんで年寄りの家に限って要望があれば限定で配達してるんだよ』 「ふうん…で、あの家も年寄りがいたってこと?」 『や、それが全然っ(笑)めっちゃカワイイ女の子と超かっけ~男が二人いた… たぶん兄弟!?』 「…親は?」 『海外にいるらしいよ』 「アラふうまくん、隣に配達することになったの?あそこは昔住んでた頃は大量に牛乳頼んでたわよね~」 『えっ?母さん、知ってるの?』 「知ってるわよ、あんたが赤ちゃんの頃から引っ越すまでの6年くらい、けっこう行き来してたのよ?いっしょに…遊んだんだけどねぇ… そういえば今の今まで全く思い出さなかったけど… 不思議ねぇ…??」 いっしょに遊んだ? ま、オレは小さかったから覚えてないとしても… 母さんに隣の家の話は今までひとつも聞いて来なかったよな…?? 記憶がすっぽり抜けるなんてことあるんだろうか… 「あらあんた達、もう7時過ぎてるわよ?ふうまくんは早く家に帰って学校の準備しなきゃ」 『おばさんごちそう様!お邪魔しました~! じゃなっ!はる。学校で!』
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