墜落

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墜落

いつからだろうか。 自分が人と違うと感じたのは。 はっきりと覚えているわけではないが、確か中学生くらいからだろう、いやもう少し早かったかもしれない。 家族構成は母と兄貴だけだったがそれなりにいい家族だった。 例えば、朝日起きると『おはよう』といいあいご飯などもみんなで食べた。 それでも、何かいいようのない不安や苛立ちがあった。
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