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~ある日のボランティア部~
マリア「先輩遅いな。」
ナミ「何。マリアちゃん。先輩が来なくて寂しいの?やっぱり先輩のこと好きなんじゃないの?」
マリア「だ・か・ら、好きかどうか分からないって。」
ナミ「でも、気になるんでしょ?」
マリア「確かにそうだけど…(照)」
いつものようにこんな会話をしているボランティア部員。そんな楽しそうな会話をしていると、誰が慌てて入って来た。
ミナ「皆、大変よ。(ハアハア)」
カノン「ちょっと、先輩どうしたんですか?そんな慌てて。」
ミナ「シンタが。シンタが。」
マリア「シンタ先輩に何かあったんですか?」
ミナ「シンタがついさっき亡くなったって。」
三人「えっ?」
ナミ「亡くなったってどういうことですか?」
ミナ「シンタは先生と一緒に部室に必要なものを買いに出掛けたの。その先で………。」
カノン「その先で一体何があったんですか?」
ミナ「その先で野生の動物を撃とうとした弾の外れたのがシンタの胸に当たって…。即死だったそうよ。」
マリア「そ・そんな~。」
マリアは体に力が入らず、地べたに座り込んでしまう。
ナミ「マリアちゃん。」
ナミはマリアの励まそうとそっと肩に手を置きました。
ミナ「私は、生徒会の人達に伝えるから、皆はここで待機してて。」
ミナはそう言って、部屋から、出ていきました。
マリア「先輩が。先輩が。エーン(;つД`)」
マリアは大きな声で泣きました。
カノン「まさかこんなに早く先輩がいなくなるなんて。」
ナミ「うん。」
二人も悲しそうな顔をしました。
三人が先輩の死にショックを受けてると、上から、銀で出来たブレスレットが三つ落ちてきました。
三人「えっ?」
三人はそれぞれブレスレットを受け止めました。三人がブレスレットを見るとブレスレットには『timetravel&warp』って書いてありました。
三人「タイムトラベルアンドワープ?」
三人が書いてある字を読むと三人の体を光が包みました。
三人「キャー❗」
三人は光と一緒に消えてしまいました。
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