速度基準トレーニングVBT

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VBTの基本となる考え方は「1RMを挙上する時のスピードは誰でもほぼ同じでありその日の体調により1RMの値が変化しても目的のパーセンテージに対応する平均挙上スピードも一定である」という研究が根拠になっている この研究データに基づけば ・最大筋力 0.5m/s以下 ・筋肥大 0.5~0.8m/s ・筋力パワー 0.65~1.0m/s ・スピードパワー 1.0~1.25m/s ・スピード持久力 1.25m/s以上 となる つまり最大努力で挙上した時のスピードが0.5~0.8m/sなら筋肥大効果が高いが疲労の蓄積等により0.5m/s以下でしか挙上出来なくなったならそれは筋肥大よりも筋力向上のトレーニングであり逆に負荷設定が軽すぎて1.25m/s以上のスピードで挙上出来たならスピード持久力向上のトレーニングになる 挙上スピードさえ測定出来るなら重量や回数だけでなくインターバルやセット数にもこだわる必要がなくただ目的のスピードを維持出来る限り反復し維持出来なくなったら終了すれば良い…ただし本人は常に最大スピードで挙上しようと努力する必要がある 安価でコンパクトな加速度計の普及によりトレーニング中のスピードを手軽に測定する事も可能にはなったが専用機器の価格は一式数万円程度するので個人での活用はまだ少し難しいかもしれない…ストップウォッチを用いてパートナーに時間を計ってもらいながらトレーニングするという方法も考えられるがお互いに慣れが必要かと思う image=501876250.jpg
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