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2009年世界柔道女子強化合宿での持久力トレーニング一例
腕立て伏せ1分+400m走
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腕立て伏せ1分+400m走
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腕立て伏せ1分+800m走
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インターバル
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3セット繰り返し(インターバルまでは休憩なし)
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タイムトライアル(400m全力疾走)
強化選手に選ばれるほどの実力者たちでもランニング中には先頭集団と後続集団とにハッキリ二分され大会で好成績を修める者は常に先頭集団にいるらしい…これは体力差というよりも『負けず嫌い』という精神面での影響が強いと分析されている
これに先立つ90年代にはスピードスケート冬季五輪強化選手を対象に持久力向上の研究が実施された
ウォームアップ(約10分)
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20秒間全力疾走+10秒間休憩
(8セット連続)
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クールダウン(約10分)
週5日の頻度で実施されたこの30分足らず(実質3分足らず)のトレーニングは1日2時間の連続した持久力トレーニングよりも効果的に最大酸素摂取量を向上させる事が出来た
持久力トレーニングは長時間動ける体づくりが目的だが単にトレーニングの時間を長くするだけではペース配分の練習になってしまい心肺機能の強化としては不充分となる…良く言えば『効率的な体の使い方が身につく』と言えるが悪く言えば『手抜きの方法が身につく』とも言える
トレーニングの内容や時間を考える時には何のためのトレーニングかという目的を見失ってはいけない
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