速度基準トレーニングVBT

1/2
前へ
/134ページ
次へ

速度基準トレーニングVBT

筋トレの負荷は一般的に最大挙上重量(1RM)を基準にして目的に合わせて設定される ・最大筋力向上が目的なら 90%以上で1~3回/セット ・パワー向上が目的なら 85%以上で1~3回/セット(筋力重視) 50%前後で3~5回/セット(スピード重視) ・筋肥大が目的なら 65~85%で8~12回/セット ・筋持久力(スピード持久力)向上が目的なら 40%前後で20回以上/セット しかし1RMの値は筋力の向上や疲労の蓄積により毎日変化する…その変化は±18%にもなるというデータもある 1RMの値が18%も違うと筋肥大を目指しているつもりが筋力向上のトレーニングになっていたりパワー(スピード重視)向上のトレーニングになっていたりという可能性もあり効率の良いトレーニング計画を立てる上で不都合がある 日によって違う1RMの値を知る為に毎回トレーニング前に1RMテストをするのは怪我のリスクが高かったり疲労により本来のトレーニングに支障をきたしたりという理由からあまり現実的ではない このジレンマを解消する為に挙上重量ではなく挙上スピードを基準に負荷設定を行おうという考え方がある…こうしたトレーニングを速度基準トレーニング(Velocity Based Training)と呼びVBTと略されるimage=501876228.jpg
/134ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1060人が本棚に入れています
本棚に追加