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ベンチプレスをやると大胸筋が固く縮んで肩を痛める原因になると主張する一方で同じ人物が別の記事では胸のストレッチすらNGと主張している
※ストレッチ自体に関しては色々と誤解している人が多いような気もするが話が逸れるので今回あまり基礎的な事には触れない
ベンチプレスに関連して言うと超NGとされているのがドアストレッチという方法…ドア枠を利用するやり方だが部屋の角を使っても出来るのでコーナーストレッチと呼ばれる事もある
※ドア枠(または部屋の角に接する二面の壁)に肘を当てて体を前後に揺する事で胸の筋肉をストレッチする…肘の高さを変える事で大胸筋以外にも小胸筋や前鋸筋をストレッチする事も出来るが開脚の練習にも利用されるので最近ではネットで検索すると開脚ストレッチの方が良くヒットする
ドアストレッチは腕の骨を前に移動させるという不自然な位置を作り出し上腕二頭筋腱炎を引き起こす可能性があると説明している…【このストレッチを30秒おこなっても胸の筋肉は伸びません】とまで否定しているがここまで来ると知識以前にこの人自身があまりにも体が固く動きの悪い人なんじゃないかと思える
ベンチプレスの時と同様にドアストレッチでも肩を前に出して肘を後ろに引くのは間違ったやり方…そんな見た目だけを真似したようなやり方では胸はストレッチされないし肩を痛めるのも当然だろう
ドアストレッチは腕を肩口(上腕肩甲関節or肩鎖関節)から動かすのではなく鎖骨の付け根(胸鎖関節)から腕と肩甲骨を一体にして動かすのが正しいやり方…投球動作でも本来はこれと同様の体の使い方をする
※イメージとしては正中線(体の中心を縦に通る軸)を中心に胸を左右に開く感じ
筋トレにしてもストレッチにしてもそれ自体が怪我の原因となるのではなく正しいやり方を出来てないから怪我を引き起こす…逆に言えば正しい筋トレやストレッチを繰り返す事でスポーツ動作の改善も期待出来る
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