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入学
「しゅ~や起きなさ~い
遅刻するわよ~」
母ちゃんの声で目が覚めた。
俺の名前は工藤修也。
今日から高校生なんだ。
心機一転ガンガン飛ばして
やるぜ。
「しゅ~や起きた?
母さん仕事行くから朝ごはんおいとくで~」
と言って家を出た。
母ちゃんの名前は和子、俺がガキの時に借金抱えて逃げたクソ親父のせいで一日中働いてる。社会人の、兄貴に仕送りして
もらってるけど生活は、きつきつで、でも母ちゃんは、いつも明るくて優しい、たまにムカつくことはあるけど本当に感謝してる。
「ヤベェこんな時間か」
俺は急いで髪をオールバックにして、新しい制服を着て
パンを口にくわえ家を出た。
「よっしゃぁぁ
行くぞ!」
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