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武器屋「おっと、鞘を忘れていた。剣を使わない時は鞘に納めておけよ。街中で剣を手に持ったままブンブン振り回している奴らも居るが、危なっかしくてしゃあねえや。」
少年「はは…おっかないですよね…。」
武器屋「次は革製の鎧…まぁ、昔話に出てくる古代神聖帝国の感じはするわな…。」
少年「神様とか昔話の英雄とか…そんな人達が着てそうですよね…。」
武器屋「派手なトサカの金属製の兜は無いけどな。ところで坊主、そいつ等は直に鎧を着てたがどうするね、下半身がパンツ一丁になるぞぉ、ガッハッハ!!」
確かに古代の英雄や神様は革の鎧の下はパンツ一丁である。
少年「パ…パンツ一丁…、それは恥ずかしいです…。」
武器屋「まぁ、嫌だわな。ちょっと窮屈かもしれんが今着てる布の防具を鎧下として使ったらどうだ。」
少年「パンツ一丁より窮屈な方がましです。」
武器屋「だわな、じゃあ、着せる序でに着方と手入れの仕方を教えてやるよ。」
…と革の鎧具足を着ながら着方と手入れの説明をうけた。
武器屋「出来たぜ。まぁ…悪くないんじゃねぇか。」
少年「武器屋さん、色々ありがとう、それと…聞きだい事があるんだ。」
武器屋「おぉ、まだ何かあるのかい。」
少年「あの…何で城の兵士たちは鉄製の武具を装備してるのに、城下町では売ってないの?」
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