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「お前ら何者だ。金目的か!?」
青年は少女2人に尋ねる。
「違う!それはこっちの台詞だ!龍宮を解放しろ!」
自分の状況にそぐわない言い分をしている事に気づきつつも、刀使いの少女が声を荒げて言う。
「ふん、ほらよ。」
龍宮という名の少女を解放し、謎の黒い物体を自分の鼻に収納する青年。
「・・・私達に気付いてたのかい。」
青年を警戒しつつ、褐色の少女が青年に尋ねた。
「殺気がしたからな。で、お前ら、俺に何か用か。」
殺気だけで敵の存在を把握できる程の熟練者。それを理解し、自分との実力差を頭で考える褐色の少女。
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