三人目

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「白を切るな!侵入者め!」 サイドテールの少女が無剣のまま再度襲い掛かる。スピードをつけた膝撃ちを、青年の顔面に当てようとするが・・・。 「ぐわぁぁ!!」 命中したはずの青年にはダメージはなく、小さな生物SDCが顔に移動しており、青年のダメージを代わりに負うことになり、膝蹴りを喰らうと、そのまま倒れこんでしまった。 「金田ァ!!」 青年は叫ぶ。 「誰だ!?」 ツッコむ少女。 「う・・・・ぐ・・・・!」 倒れた小さな金田は、血を吐きながら、生死の境で踏み止まる。すると、プルルルル・・・と、携帯の着信音が聞こえた。金田は、朦朧とした意識のなかで、携帯を取り出し、通話ボタンを押す。 「おめでとうございます。元気な男の子ですよ。」 「・・・・・・・・・お守りの・・おかげかーーーーー」  
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