四人目

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========== トーテムとは、極一部の人間に与えられる特別な力の事をいう。その力は人によって異なり、相手の心が読めたり、計算が速くなったり、風を扱えたり、病気にならなかったり等、様々な特性が表れるが、本当に希少な能力であった。 当日、災いを防ぐために世界に降りたつ事になったナナシの元に送られたトーテムが、自我・意思をもつトーテム、竜のスケイルだった。 彼女はおしとやかで、知性に溢れた淑女のような生き物だった。 普段は姿は見えないが、ナナシの精神の中に存在していたので、ナナシにとって、心強い相棒の様な存在だった。 彼女自身の能力は、知性や意思の増幅。魔法の促進。 そして、水中での行動が可能。 旅の途中に、世界の初代の神と戦う場面があり、激戦の末何とか勝利し、その力を見込まれ、スケイルの望みを叶えて貰える事になった。
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