4 それぞれの平和的な生活

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 その日は二体のボスを倒すことに成功した。  そして海事さんたちは地図作りのためにまだまだ冒険を続けている。  一方で村を作る側の人間たちは、お祭り騒ぎとなっていた。  錬三さんも病院から抜け出してきて、五郎さんの成長ぶりに感動していた。  思いっきり二人は抱きしめあった。  すると腐女子らしき人物がきゃああああといって興奮していた。  近いうち、彼女が出てくるだろう。  ウルサーナさんとリさんは自分たちの弱さをさとり、森で修行している。   「まったくあの二人には負けるぜ」  とつぶやいたのはヤオヤギさんだった。  彼はグローブを首にまいて、プロボクサーであるということをアピールしていた。  伝吉さんは校長先生であるべきものは祭りに毒されぬとか意味の分からないことを言っていたし。  獄山さんは作り立てのワイン、まだ未完成のものをもってきて人々に配ってブーイングの嵐、これじゃあワインじゃなくてぶどうジュースだと錬三さんが叫ぶと。  太郎医者が錬三さんを引っ張っていなくなった。  本当に平和だった。
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