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「私が・・・あゆみとして翔栄に行くという事ですか?」
「そうだ。お前なら、翔栄の内情を探ることも可能だ」
深く頷く原口。
上條の間者として、翔栄に・・・
翔栄に行けば、おそらく上條に戻ることはないであろう。
行けば、正室もしくは側室。
好いた男と所帯を持つこともかなわない。
今まで頑なに護ってきた身体も、翔栄の主に預けなければならない。
翔栄に・・・・・・
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