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「愛羅は･･･愛羅はなんて？」
「引き受けてくれたよ。実に頼もしいやつだ。女にしておくには惜しいくらいにな」
三成を見据え、落ち着いた口調で話す原口の言葉に
「そう･･･ですか･･･」
「三成･･･」
「すみませんが、私はこれで･･･」
有政を遮り一礼すると、力なくその場をあとにした。
そんな三成の後ろ姿を、有政と原口はなんとも言えない表情を浮かべ見つめていた。
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