― 最大の任務 ―

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それから数日。着々と翔栄へと向かう準備が進められ、ついに出発する前日となった。 「ついに明日出立なのね・・」 「もーお松さん!そんな暗い顔しないでよ。こんな私が嫁になれるかもしれないんだよ?」 入れたてのお茶を見詰めながらポツリと呟くお松に、明るく話す愛羅。 「そんな簡単な話じゃないでしょ!?嫁にいけるかもって、なれなかったら、一生側室ってことでしょ!?それに正体がバレたら愛羅はどうなるの!?」 「お、お松さん、落ち着いて」 .
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