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「落ち着いてられないわよ!愛羅にもしもの事があったら私・・・っ」
カンッ!と湯飲みを机に置くと、両手で顔を覆うお松。
「お松さん・・・」
自分の身をここまで案じてくれるお松の姿に、じんと熱いものが込み上げてくる愛羅。
そっと、お松の肩を抱くと
「ありがとう、お松さん。心配かけてごめんね・・・。でも、これは私が選んだ道なの」
愛羅の凛とした声色にハッと顔をあげ
「でも・・・っ!」
と、尚も食いつこうとするが真っ直ぐな眼差しを向ける愛羅に言葉を詰まらせるお松。
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