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一輝は、すぐにクラスの人達と打ち解けた。
そして、夏休み前のイベント『文化祭』皆、必死に準備している。
私達のグループは、劇をすることになった。
私は、人前で何かをするのは嫌いだったから、役者は絶対になりたくなかった。
『まず、役者を決めよ!』
一人が言った。まずは、立候補で決める。でも手を挙げたのは、4人程度だった。
『ん~…どうしよ…今回の劇は役者がいっぱいいるんだよね…』
すると、男子達が私達のグループに来た。その中には、一輝もいた。
そして、一人の男子が言った。
『よぉ、大変そうだな』
すると、何か閃(ヒラメ)いたのか、友達は男子に集まってもらい、相談した。
『えっ!?マジかよ…』
『でも楽しそうじゃね?』
そんな会話が、所々聞こえた。
友達が、決まりねと言い、私達のところに戻って来る。
『今回の劇は、男子達にもやってもらう事になったわ』
皆は、喜んで賛成した。私は何故かわからないけど、何と無く、その提案は嫌だった。
でも、皆賛成しているので文句は言えない。私はしぶしぶ賛成した。
そして、男子5人、女子を後1人の計10人で、劇をすることになった。
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