1.僕達の17回目の春に

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ガチャリ 『あっ…………………』 そろそろ要たち来るかな~、なんて思って外に出た私は目を見開いた なぜならそこに、満開の桜が広がっていたからだ 要「おい、早那」 後ろから聞こえる、少し刺々しい声 春「おはようございます、早那ちゃん」 次に聞こえるほんわかした声 祐「早那、なにボーッとしてんの」 三番目に聞こえた、だるそうな声 悠「早那、肩に花びらついてる」 肩に置く手と同時に聞こえた、無関心ながらどこか優しさを含んだ声 四番目に聞こえた浅羽悠太の声に振り向きつつ、幼馴染み四人の顔を見ると しっかりものだが、いじられキャラな眼鏡君、塚原要の機嫌が悪いことがわかった
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