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新『(マジかよ!一刀がもう一人の天の御遣いだったのかよ!)そっか…一刀だったのか…』
黄「!!…ご主人様を知っているのですか?」
おっと口に出てしまったか…
新『あぁ知っている。還ったら一刀に伝えてくれないか…真実に気付けよby黒羽新…って』
トンッ
黄「あ……………」
新が手刀で黄忠の首に打ち込んみ、黄忠の意識は刈り取られた。
関・飛「「紫苑殿!!/紫苑!!」」
俺は気絶させた黄忠を優しく寝かすと、関羽、張飛に連れて自軍に戻るなら何もしないと言った。関羽も張飛もそれに頷いて自軍である蜀に戻っていった。
新『さて……ちょっと長引いてしまったな…』
俺は急いで虎牢関に戻った。
◇◇◇◇◇◇◇
蜀軍の後方では二軍が蜀の戦況を観察していた。
曹「へぇ…蜀の扉の攻略は見事なものだったわね。あれはどっちが考えたものなのかしら…それにしても、あの男…何者なのかしら…」
淵「さぁ……あの関羽と張飛、それに黄忠をたった一人で…ただ者ではないのは確かですね」
曹「そうね…。春蘭!今の内に氾水関を取ってきなさい…」
惇「はっ!」
曹「…あの男…気になるわね…フフフ」
策「関羽、張飛、黄忠を一人でやっつけるなんて、やるじゃないあの男!」
黄「確かに…あの黄忠殿の矢を簡単に避けるとは…」
策「あ~私も戦い参加したいな~」
黄「うむ…儂も体がうずうずしてきたぞい」
周「ダメよ雪蓮、祭!私達にはこの戦に乗じてやる事があるんだから!」
策「ぶ~冥琳のケチ!」
黄「仕方ないの~」
周「(それにしてもあの男……何者なのかしら…)」
◇◇◇◇◇◇◇
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