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『歌声』
果てない夢を抱き
追いかけていた
あの夜誓ったんだ
歩み進むため
「どうすれば 夢に近づける?」
誰もが知っていた
夢へ向かう道筋を
「どうすれば 君に近づける?」
僕は気づいてたんだ
君と向かう未来を
夏空の下で 君と誓った夢
今こそ叶えたくて
でも届かなくて
今宵の月は あの夜と変わらず
眩しいくらい
僕を照らしていた
宛てない旅を彷徨い
大切なものを 探していた
忘れていたんだ
守るべき 小さな幸せ
「なぜ 歩みを止めた?」
僕は恐れたんだ
君を受け止めることに
「なぜ 手を離した?」
僕はためらったんだ
君の隣にいることに
夏空の下で 君に誓った愛
今こそ伝えたくて
でも届かなくて
今宵の月は あの夜と変わらず
眩しいくらい
君を照らしているのだろうか?
あの夜誓った場所へ
君が待つ街へ
この想いと共に
今行こう
彼の歌声に、思わず聞き惚れてしまった。近くにいた雀も静かに聞いていた。
それは、彼の歌声がどこまでも響いていくようなくらい、あまりにも綺麗だったから。
《歌詞は自作》
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