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「あうぅぅ……あ、あのね、確かに体重は増えちゃったんだけどっ……それは置いといて!」
両手を広げてパタパタと振りながら必死になる真由
そしてそれを見て笑う一般ピープル達
その中のヤラシイ目の男子は、後ほどもれなく殲滅します
「……太陽と、違うクラスになっちゃったらって……」
「あー……」
確かに、その可能性はあるな
「もしそうなっちゃったら……子ども、作ろうね」
「なんでやねん!!」
久し振りに全力のなんでやねんが出ました
何をどう考えたらそんな流れになるよ!?
「深刻な顔で何言うてんの!?」
「太陽と一緒じゃないなら、私もうずっと家にいるの!」
「アホ!」
俺は駄々っ子の額を軽く叩いた
「あうっ。でもぉ……」
「でも違う」
クラスが違ったから子どもが出来ちゃいましたとか……本気でシャレにならんわ
「考えてみ。授業中とかどうせ話せへんし、休み時間に会ったら今とあんま変わらんやろ」
「そうだけど~……」
「ほら。変な現実逃避せんと、さっさと見に行くぞ」
「うぅ、怖いよぉ……太陽の名前の下に私の名前が無かったら終わりなんだ……」
学園生活がか
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