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レベル1 カリヤの村
しばらく歩いて、朝日が眩しくなった頃、人の声が聞こえきた。ガバッと抱っこしたトルが顔を上げた。
「お父さん!」
何人かの声が聞こえた。
「いたぞ!」「2人ともいるのか?」
10人ぐらいの人がバラバラと、飛び出してきて囲んできた。
ほっとして2人を降ろすと、ばっと間に人が立ちふさがりあたしは何故か、囲まれてしまった。 なんでー
「おまえは、誰だ!」「人間か?」「なんで、ここにいるんだ!」「は!2人を連れ出したのか!」
なんか、口々に言い出した~。え~、あたしの話ちゃんと聞いて~。
思わず、後ろへ引くと、
「逃げるぞ!」
え、ウソ?なんでそうなるの?って棒で殴りにきた!
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