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目が覚めたらベッドで寝ていた。
「お兄ちゃん大丈夫?」
頭を動かすと、ミリとトルの心配そうな顔が見えた。
「あっ…っつ、痛…」
「ごめんなさいね。男たちが酷いことして。」
優しい声がした。冷たい布がおでこを撫でる。
そうだ、なんか囲まれて後ろから殴られて…う~!女の子後ろから襲うなんて信じらんない!
…あ…あたし、今男の子だった。損してる気分だ。ちぇっ!
「いえ…僕はニ…コル。(やっぱり馴れない!は…恥ずかしい~)助けてくれてありがとう。」
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