それは、秋の事でした。

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あたしは、某公立高校の2年生。固有名詞は山本 京子。でも、ここでは関係無いんだろうな… 真っ白い空間にお約束の天使?ケータイ小説では、たしかそんな流れだったような…。 「えっと…誰かな?」 ちっこい…おじちゃん? なんでかじっとりと上目遣いが気持ち悪い。 回りを見回しながら、何か武器に成るものを探しつつ…距離を取る…って…。 ギャー!四つん這いで寄ってきたー! とりあえず、履いてた靴を放り投げ、きんつばを顔面に叩きつける!女子高生なめんな! 「あぁぁーごめんなさい、ごめんなさい、怒らないでください!ごめんなさい、ごめんなさい。」 ちっこいおじちゃんはそのまま土下座して謝り出した。 何?この低姿勢。ここで出てくるのは、天使か神様だよね?それで、手違いだかなんだかっぽい話になるよね?
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