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レベル3 旅立ちまで
イザベラさんと一緒に村長の家迄行くと、男女20人くらい集まっていた。
「あら、さっきの坊や」
「おぅ、昨日は悪かったな」とか、あちこちから、声がかかってきた。
村長から、話が始まった。
「皆も、知っての通り、ここにいるニコルは人間じゃ、そして、昨日はわしらの仲間を助けてくれた恩人じゃ。
そのニコルから、力を貸して欲しいと相談があったのじゃ。
あまりにも、大事なので皆にも聞いて貰いたい。」
皆の顔が真剣になっていた。
なんとなく、聞いていたのだと思う。
あたしの話を、黙って聞いてくれた。あたしはなるだけ、簡潔に話そうと頑張った。
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