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「嫌だね。あんたが拒めば拒むほど俺はあんたを虐げたくなる。精々、俺を拒んだ事を後悔するんだな。」
「嫌だっやめろっ!やだっ触んな!!嫌だ、嫌だっ、嫌だっ!!!」
ブレザーを脱がせてシャツのボタンを全部外しベルトを緩めてズボンと同時に下着も脱がせた。
まだ少しも勃っていないソレを軽く掴むと身体を震わせはじめた。
「やだ……嫌だっ……嫌だ……」
「いい加減諦めな。あんたがいくら嫌がろうが俺は止める気なんか更々ねぇ。」
握っているモノを軽く扱く。
感じやすいようでどんどん硬くなっていくのがわかる。
先端から液を溢れさせながらドクドクと脈打っている。
「あーあ。凄いことになってんな。だんだん気持ち良くなっちゃってんでしょ?身体の震えも治まっちゃってるし。」
「…っ……ふっ…っ……」
顔を赤くしながら必死に声を抑えている。
何も言わない蒼宮に声を出させるためにソレの裏筋に舌を伸ばし下から上へ一気に舐めあげる。
「っ!…くぁっ……ぁっ…」
舐めながら先端を指先でしつこく弄る。
手の中のモノがビクビクと震えだし限界を知らせてくる。
「もう出ちゃいそう?」
「くそっ…あっ……ぁ……くっ…」
俺の質問に応えず暴言を吐きながらも喘ぐ蒼宮にラストスパートをかけるため掴んだソレを激しく扱いた。
「あっ、やっやめっ!んっ…ぁっあぁっ…で、る…」
「出しちまえよ。」
「や、ぁっ……くっ、ああぁぁあっ…ぁ…」
呆気なく欲を吐き出してぐったりとしている蒼宮を更に追い詰める為に吐精して敏感になっているモノを軽く扱く。
「あっ!?っや…だっ!さわっ、な……もう…や…だ…っ…」
途中から勢いをなくして微かに震えた言葉に異変を感じた。
顔を向けて見てみると生理的ではない量の涙をこぼす蒼宮が諦めたような虚ろな目で天井を眺めていた。
「…蒼宮……。」
「…っんだ、よぉ…っ…」
嗚咽を隠しきれていないところをみると相当泣いている事がわかる。
「悔しいかったか?」
無言で頷く。
「だけか?」
今度は首を横にふった。
「どうした?気持ちよすぎたとか、きもちわるかったとか…言ってみろよ。」
首を横にふった後、黙り込んで何も言わなくなった。
何なんだ。
「……こ…こわ、かった……」
震えた声で呟いた言葉を俺は確かに聞き取った。
「…はぁ?」
。
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