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「ふぅ~…」
現在亜騎は、写真部の部室にてくつろいでいた。この部室は居心地がいい。なんせ水道に冷蔵庫にパソコンにその他なんでも揃っている。換気扇もあるからタバコも吸える。もちろんコッソリだが。
「あー疲れたぁ…あれ?亜騎早いね?」
「お疲れッス…たまたまッスよ。先輩は購買ですか?」
今ダルそうに入って来たのは、写真部の部長で先輩の柊彩香(ひいらぎ あやか)だ。成績はよく。顔もスタイルもいいし人当たりもいいが、性格はクールでサバサバしている。まあ俺としても、けっこうやりやすい人だ。
「亜騎も食べるでしょ?バイトもあるし。」
「いただきます。今お茶入れますよ…彩先輩」
「ありがと。後でコーヒーもお願いね?」
「ういッス…」
メンドくせえが、俺はこの人には頭が上がらない…いろいろ世話になってるからな。
「それよりこの写真亜騎が春休みとったやつ?さすがだわ…いい写真。あとポエム読んだわよ。今回も良かったわ。」
「褒め過ぎッスよ。それに、彩先輩にはかなわねえッスよ…」
亜騎は、少し微笑みお茶を置く。
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