いつもの日常

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「それじゃあ自己紹介でもしよっか?私は坂本奈々。趣味は食べ歩きかな~。一応陸上部の顧問やってまーす!それじゃあ一番からよろしくぅ!」 奈々の言葉で自己紹介が始まる。俺の番が来るまで自己紹介でも考えるか…俺は夏目亜騎(なつめ あき)身長は180くらいか…見た目は間違いなく恐いだろう。髪は少し長めの白髪、耳には星のピアス。ついでに星のネックレス。趣味は写真と…ポエムを書くことだ。後者は一部の人しか知らないが…部活は写真部だ。特技はない。だいたいの事は出来るから。まぁ理由はある。白髪もピアスもネックレスも写真もポエムもバイトも… 「次は夏目君ね?」 「夏目亜騎です…よろしく…」 もちろんみんなに長々俺の事を話すつもりはない。別に仲良くしたいとも思わないし、何よりメンドくせえから。 「あっちゃん、もう少し親睦深めたら?新学期なんだしさ?」 「冬月よ、無駄だ。」 HRも終わり、二人がよって来る。 「別に…メンドくせえし。」 「まぁ、期待はしてないけど。それよりこれからどうするの?暇なら三人でランチ行かない?」 「スマン…俺、部に顔出して、バイトだから。」 「…そっか。大和は?」 「ふむ、なら今日はお開きとしよう。」 「そうね…亜騎無理しちゃダメよ?」 「はいはい…」 亜騎は二人を残し、教室を後にする。
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