あのとき来たのがセンセーだったら

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交じりあった荒い呼吸。 間宮が大きく息を吸って、涙でぐしゃぐしゃの俺の口の端にキスをひとつ。 俺、されるがまま。 なんでかって、もう放心状態。 チ○コ○だしのまま放心状態。 ここだけみたら変態意外のなにものでもない。 しかたないじゃん? 何か今、すんごいコトした気がするケド、脳みそが思考停止してるんだから……。 「そんなエロい格好してたら、もう1回シたくなるけど?」 ……ッ! 間宮の言葉にいきなり正気にかえった俺。 慌ててシャツの前をかきあわせようとする。 ………って!飛び散ってるし!! 胸やら首やらに飛散した情事の名残に、嫌でも顔が赤くなった。 「………やっぱ、もう1回するか」 「誰がするかっ!」 真面目な顔して言ってるし!! 「残念。じゃあ大人しく待ってろ。拭いてやるから」
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