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男の手にそんな所を触られ喘いでいる。
こんな所を誰かが見ていたら・・・
そう思うと目も開けられない。
けれど、目を閉じていると刺激が生々しく体へと伝わる。
「も・・・・やめ・・・ッ・・・」
逃れられない胸への快楽と、与えられない下肢の疼きに、俺の足はもうガクガク。
「・・・せ、・・・」
無意識に、口にした。
けれど彼は此処には居ない。
先輩とか、セイさんとか、先生とか、じゃないから…!
「ひっ・・ああぁっ」
突然に男の手が下に伸びた。
さんざん与えられた胸への行為で反応しきった俺のチ〇コを握り荒々しく擦り始める。
「はっ、ぁっ・・・っ・・・うぁっ・・・」
ずっと放置されていたそれは、待ち望んでいたかのように膨張する。
「ア・・・う・・・ひっ・・・」
強すぎる刺激に何も考えられない。
足ががくがくと痙攣し、口元からは涎が垂れた。
俺の頭からは電車の中だという事がすっぽりと消えていた。
「っ ぅぁぁ・・・あ・・・ッ・・・」
やがて、目の前が真っ白になり、俺は男の手に精を放った。
気持ちい…
肩で息をしながら、放心する俺の耳にアナウンスの音が聞こえた。
駅に着いた。
いつの間にか手は放れ、俺はそれからやっと解放された。
下半身がしっとりと濡れていて気持ち悪い。
のろのろとボタンを閉めて、出口へと進む。
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