さあ、異世界へ!

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シン「かわいい子だったらいいな~。まだかな~?おっ、あそこだな!」 俺がそこで見たものは、ガチムチの同じ顔のおっさんに追いかけられて叫びながら逃げている、同じ顔のおっさんだった。 シン「オッサンかよ!!つーか何でオッサンからオッサン逃げてんだよ!!何で皆同じ顔なんだよ!!何でオッサン声たけぇんだよ!!何でパンイチなんだよ!!?」 俺は一通り疑問を投げつけて、ケータイを取り出した。 シン「なになに?『名前・レディ』」 どこがだ!オッサンだろぉが!! シン「『魔物だが非常に知能が高く身体能力も高い。高音で叫び、寄ってきたものを食べたりする。ランクA』」 へー。つーことは俺餌になるところだったと、危ねぇ危ねぇ。ランクAか、強いのか弱いのか分からんな。ランクってどれだけあるんだろ?
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