さあ、エルフの里へ!

8/19
前へ
/496ページ
次へ
シン「そうかい、じゃあしょうがねぇなぁ。おらぁ!『月牙天衝』!!」 斬月の能力で、斬撃を巨大化して飛ばす。月牙はその衝撃で地面を割って、轟音と共に砂を巻き上げる。 シン「へー、すげぇなぁ自然属性って。木刀が砕けただけか。」 あれだけの威力にも関わらず、オッサンは無傷。属性強化が凄いだけじゃこうはいかないはず。 ミ父「くっ、まさか属性強化した木剣が砕けるとは。仕方ない、『シリウス』」 シン「何それ?魔武器とか言っちゃう?」 ミ父「その通りだ。こいつは威力が高すぎるからな。気をつけろ、直ぐに死なれるとミリアに申し訳がたたんからな!」 オッサンは剣を振りかぶって俺の脳天を割ろうとしてくる。袈裟斬りだっけ? シン「そこは死ぬなよって言えや。結局殺す気じゃねぇか。」 ミ父「まあな、まだ三度死んで貰わねばならんから……なっ!!」 オッサンの剣を受けた斬月弾かれて後ろの木に背中をぶつける。 シン「がっ!……嘘だろおい。斬月弾き返すなよ。仕方ねぇ、卍解!!……『天鎖斬月』」 俺の持ってる斬魄刀の形が変わる。さっきまでと違って、真っ黒なだけでごく普通の日本刀みたいな。 ミ父「何だ……?細くなった?」 シン「細くなったからって、油断してっとぉ……」
/496ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8022人が本棚に入れています
本棚に追加