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ｼﾝ「クソッ、こうなったら！ミルト！ミリアはただ街に行きたいだけなんだよ！良いのか悪いのか！」
ﾐﾙ「………」
まだしゃべっちゃいけないのね……。
ｼﾝ「イリアさん！ミリアは「式はこっちで挙げるの～？」だから聞けよ！話を！！ミリア！お前も何か言え！」
ﾐﾘ「私がシンさんとけっ、けけけけけ……はふぅ」
駄目だ！！魔女の笑い声みたいになってる！
ｲﾘ「明日でも良いわね～」
ﾐﾙ「………」
このままだと俺、異世界にきて1日で既婚者になる！テーソーの危機だ！自業自得だけど！仕方ない、これだけはしたくなかったが……、
ガシッ！と緑色の頭を掴む。
「三十六計逃げるにしかずじゃ～！！」
俺はミリアを連れて里から全力で飛び出した。
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