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強化された身体能力で全速力で里の外まで逃げる。だいぶ離れたからもう良いでしょ。
シン「ハァ……ハァ、ミリア大丈夫か?」
ミリ「ほえっ!?ど、何処ですかここ!?」
ずっと飛んでたんかい……。
シン「里の外。明日結婚させられそうになったから逃げてきた。」
ミリ「シンさんがあんなこというからでしょ!!」
シン「俺も悪いけど、最初に誤解させたお前も悪い。」
ミリ「わざとじゃないですもん……」
シン「で、お前はどうすんの?里に帰るか、街にいくか。」
ミリ「でも、お父さんとお母さんに何も言わずに行くのはちょっと……」
シン「なら一人で戻れ。俺はまだ結婚したくない。」
ミリ「うぅ、待っててくれるんですよね?」
シン「さあ?見つかったら逃げるし、お前が出てこれない可能性もある。」
ミリ「じゃ、じゃあ、シンさんを引っ張って行くのは……」
シン「そんなに俺と結婚したい?」
ミリ「うっ、駄目ですね……」
シン「とりあえず俺は寝たいからもう少し開けた場所に行くけど?」
ミリ「……ついていきます」
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