さあ、街へ!

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シン「思い切って、押し込んでみよう。」 グイ!と、ポッキーの箱を押し込む。 ミリ「モガッ!……モガ、モガガン?(あれ、シンさん?)」 ぶはっ!モガガンって。 ミリアは口に箱が入ってるのに気付いて、箱を口から取り出す。 ミリ「何してるんですか?……私の部屋で。」 あっ、やべ……、昨日入んなって言われたわ。 シン「ま、ままままてっ!!落ち着くのだ!あっしは昼が近いのに起きてこない貴女様を心配し申してっ……!」 ゆらりと近付いてくるミリアを手で制止する。慌てすぎて言葉遣いが定まらぬ。 ミリ「ならどうして声もかけずに私の口にこんなものを…?」 シン「しょれは……、アレでげす!ミリア嬢の寝顔があんまりにもカワイクてですねっ!ついイタズラしちまったでござる!」 ミリ「かわっ……!!本当ですか……!?」 シン「ほんまですぅ!わい、もうミリアはん……いや、ミリア様にめろめろでごわすから!どうか御慈悲を!!」
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